【活動紹介】産地直送はちみつ🍯のフィナンシェ
今回はフランスの焼き菓子フィナンシェを作りました。
暑い日が続いたので、寒天で冷たいお菓子を作るつもりだったのですが、先日当院で初めてはちみつが採れ、是非これを使ったお菓子を!ということになりました。
はちみつについてはまたご紹介すると思いますが、最初は巣箱の置き場所を提供していて、現在蜂の世話を引き継ぐ形になっています。
↓6月初めに採蜜した時の写真。巣板2枚から約4kgとれました。
レシピはdancyuのサイトを参考に、砂糖の半量をはちみつにしました。
作り方は、卵白にはちみつ、その他粉類を混ぜてから、焦がしバターを加えます。5人のメンバーさんが交代で混ぜていきます。練ったり泡立てたりしないので、比較的短時間でできました。
次はできた生地を型に入れますが、こぼさないようにするのがなかなか難しいです。うまく注げていると思っても、自分からは見えないところでポタポタ落ちていて、「垂れてるよ~」と他の人たちが教えてくれるのです。
フィナンシェと言えば薄い長方形が定番ですが、今回は手元にあった丸い型で代用しました。フィナンシェより歴史が古く、配合がよく似た「ヴィジタンディーヌ」という丸型の伝統菓子もあるそうなので、これはこれでアリかと。ヴィジタンディーヌは、昔、修道院で卵黄を絵の具の溶剤に用いており、余った卵白を有効活用するために考案された…という説もあるそうで(ちなみに今回は、他のお部屋でスタミナ丼に卵黄をトッピングした時の卵白を分けてもらいました)、日本でもそうですが、お菓子の歴史は面白いですね!というような話もしながら、天板に載せてオーブンへ。
焼き上がりはこうなりました↓
食べると「はちみつの味がします!」日持ちする菓子ですが、焼きたても外側がカリッと香ばしく、中はしっとりしていて、おいしく頂きました。
次回もお楽しみに。
↓参考にさせて頂いたサイト
⚫ふくよか&しっとり。リリエンベルグのフィナンシェ
⚫フランスの一流シェフ直伝!アルザス=ロレーヌ地方の郷土菓子「ヴィジタンディーヌ」作りに挑戦しました♪【旅するパティシエ”世界一周!郷土菓子レッスンの旅】